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益田ミリ 前進する日もしない日も [作者ま行]


前進する日もしない日も (幻冬舎文庫)

前進する日もしない日も (幻冬舎文庫)



ストーリーは着付け教室に通ったり、旅行に出かけたり、引っ越ししたり。
仕事もお金も人間関係も自分なりにやりくりできるようになった
30代後半から40歳にかけての日々。
完全に「大人」のエリアに踏み入れたけれど、
それでも時に泣きたくなることもあれば、
怒りに震える日だってある。
悲喜交々を、きらりと光る言葉で丁寧に描く共感度一二〇%のエッセイ集。

今回は30代後半から40歳にかけの
日々の暮らしをエッセイにしたものなので
あらゆるジャンルで幅広く色々な場面で楽しめました。

益田さんとは同じ世代なので共感をする所が多々あり、
自分だけでは無い共通な考え方や想いなどがあったので安心しました。

特に大人という文字が入っている章が印象的で、
後半部分の生きるということもなかなか深みのある言葉が
あって好きです。

毒舌まではいかないですが、そのギリギリ具合に砕けた感じに
書かれていて、程よくゆるさと苦さのようなものが
入り混じって何も考えずにさらりと読めるところが良いです。

エッセイも良かったですが、
その間にある大きな文字で書かれてあるひと言も好きで
ついそこだけを先に読んでしまうこともありました。

歳を重ねていくということは思い悩むこともあるけれど、
時にはゆっくりと立ち止まってみたり、
またはまだできることがあるかもしれないという希望を
持ち合わせたりしながらまた前に歩んでいくものだなとも思いました。

益田さんの十年後にまた今と同じ気持ちで
出会えたら良いなと思いました。
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